人を助けるのが好き

人を助けるのが好きなあなたへ
「困っている人を見ると声をかけたくなる」
「誰かの役に立てるとうれしい」
「人を支える仕事をしてみたい」
そんな気持ちがあるなら、その「好き」はたくさんの学問や仕事につながっています。
人を助ける仕事というと、医師や看護師を思い浮かべるかもしれません。
でも、人を支える方法はそれだけではありません。
病気を治療する、生活を支える、心の悩みに寄り添う、災害や事故から命を守る、法律で困りごとを解決するなど、さまざまな形があります。
あなたは、どんな方法で人の力になりたいでしょうか。
こんなことが好き?
- 困っている人を見ると声をかけたくなる
- 誰かに「ありがとう」と言われるとうれしい
- 人の話を聞くのが好き
- 小さい子や高齢者を手伝うことがある
- 病気や医療について興味がある
- 人の心や気持ちについて考えることがある
- 災害や救急の仕事に興味がある
- 福祉や介護について知りたい
- 社会の困りごとを解決したい
- 人の役に立つ仕事をしてみたい
一つでも「自分もそうかも」と思ったら、人を支える仕事の世界をのぞいてみましょう。
「好き」から広がる5つの方向
① 病気やけがを治したい
病気やけがで困っている人を、医学や医療の知識・技術で支える道があります。
診断や治療だけでなく、検査、薬、リハビリテーションなど、多くの専門職が協力して患者さんを支えています。
関連する学問
医学/歯学/薬学/看護学/リハビリテーション学 など
関連する仕事
医師/看護師/薬剤師/理学療法士/作業療法士/言語聴覚士 など
② 暮らしを支えたい
病気、障害、年齢、家庭環境などによって、日常生活で支援を必要とする人がいます。
その人らしく生活できるように、一緒に方法を考えたり、必要な制度やサービスにつないだりする仕事があります。
関連する学問
社会福祉学/介護福祉学/心理学 など
関連する仕事
社会福祉士/介護福祉士/精神保健福祉士/ケアマネジャー など
③ 心を支えたい
体だけでなく、心がつらくなることもあります。
悩みや不安を抱える人の話を聞き、心理学などの専門知識を生かして支援する道があります。
関連する学問
心理学/臨床心理学/教育学/精神保健福祉学 など
関連する仕事
公認心理師/スクールカウンセラー/精神保健福祉士 など
④ 命や安全を守りたい
事故、火災、災害など、一刻を争う場面で人を助ける仕事があります。
体力だけではなく、状況を正しく判断し、周囲の人と協力して行動する力も必要になります。
関連する学問
救急救命学/防災学/医学/安全工学 など
関連する仕事
救急救命士/消防官/海上保安官/防災に関わる仕事 など
⑤ 困りごとを制度や法律で解決したい
人を助ける方法は、医療や福祉だけではありません。
お金、仕事、家族、契約などの問題で困っている人を、法律や社会制度の知識を使って支える仕事もあります。
関連する学問
法学/社会福祉学/行政学 など
関連する仕事
弁護士/司法書士/社会保険労務士/公務員 など
人を助けることにつながる学問
医学
人体や病気について学び、病気の予防・診断・治療などについて研究します。
看護学
健康上の問題を抱える人の生活や療養を支えるための知識・技術を学びます。
リハビリテーション学
身体機能や生活、コミュニケーションなどの回復・維持を支える方法について学びます。
社会福祉学
生活上の困りごとや社会的な課題を理解し、人を支える制度や方法について学びます。
心理学
人の心や行動について科学的に研究します。
法学
法律や社会のルールについて学び、権利やトラブルをどのように解決するのかを考えます。
「誰を助けたいのか」「どんな方法で支えたいのか」を考えていくと、自分に合った分野が見えてきます。
人を助けることにつながる仕事
医師
病気やけがを診断し、治療や予防などに関わります。
看護師
患者さんの療養生活を支え、診療の補助などを行います。
理学療法士
運動や動作の専門家として、基本的な動作能力などを支援します。
作業療法士
生活に必要な活動や作業を通して、その人らしい生活を支援します。
言語聴覚士
ことば、コミュニケーション、聞こえ、食べることなどに困難がある人を支援します。
社会福祉士
生活上の困りごとについて相談を受け、制度やサービスなどにつなげます。
公認心理師
心理に関する専門知識を生かして、相談や支援などを行います。
救急救命士
救急現場などで傷病者に必要な処置を行い、医療機関への搬送につなげます。
弁護士
法律の専門家として、さまざまな法律問題の解決を支援します。
「助ける」方法は一つではない
「人を助けたい」と思っても、全員が同じ仕事を目指す必要はありません。
病気を治す人。
生活を支える人。
話を聞く人。
危険から守る人。
法律や制度で支える人。
それぞれ違う方法で、人の力になることができます。
大切なのは、「自分はどんな場面で人の役に立ちたいのか?」を考えてみることです。
あなたの「誰かの役に立ちたい」という気持ちから、自分に合った学問や仕事を探してみましょう。

