子どもが好き

子どもが好きなあなたへ
「小さい子と遊ぶのが好き」
「子どもに何かを教えるのが楽しい」
「子どもの成長を支える仕事をしてみたい」
そんな気持ちがあるなら、その「好き」は教育・保育・医療・福祉など、さまざまな学問や仕事につながっています。
子どもと関わる仕事というと、保育士や学校の先生を思い浮かべるかもしれません。
でも、子どもを支える方法はそれだけではありません。
病気を治す、心の悩みを支える、発達を支援する、遊びやスポーツを教える、子どもが安心して暮らせる社会をつくるなど、多くの仕事があります。
あなたは、子どもたちとどんなふうに関わってみたいでしょうか。
こんなことが好き?
- 小さい子と遊ぶのが好き
- 子どもの話を聞くのが好き
- 勉強を教えるのが好き
- 絵本を読んであげるのが好き
- 子どもの成長を見るとうれしい
- 赤ちゃんや幼児に興味がある
- 子どもの「なぜ?」に一緒に答えを探したい
- 子どもの病気や発達について興味がある
- 困っている子どもの力になりたい
- 子どもが安心して過ごせる場所をつくりたい
一つでも「自分も好き!」と思ったら、子どもと関わる世界をもう少しのぞいてみましょう。
「好き」から広がる5つの方向
① 小さな子どもの成長を支えたい
赤ちゃんから幼児期にかけて、子どもは毎日の遊びや生活を通して大きく成長します。
食事、着替え、遊び、友だちとの関わりなどを支えながら、一人ひとりの成長を見守る仕事があります。
関連する学問
保育学/幼児教育学/教育学/児童学 など
関連する仕事
保育士/幼稚園教諭/保育教諭 など
② 子どもに勉強を教えたい
「分からない」が「分かった!」に変わる。
子どもに知識を伝えるだけでなく、自分で考える力や学ぶ楽しさを育てていく仕事があります。
学校では勉強以外にも、友だちとの関係や学校生活など、子どもの成長を幅広く支えます。
関連する学問
教育学/教員養成系の各分野/各教科に関係する学問 など
関連する仕事
小学校教諭/中学校教諭/高等学校教諭/特別支援学校教諭/塾講師 など
③ 子どもの病気や健康を支えたい
子どもは大人を小さくしただけの存在ではなく、身体も心も成長の途中にあります。
病気やけがを治療したり、健康状態を確認したりしながら、子どもと家族を支える仕事があります。
関連する学問
医学/看護学/歯学/薬学/保健学 など
関連する仕事
小児科医/看護師/歯科医師/歯科衛生士/薬剤師 など
④ 子どもの発達や心を支えたい
ことばがうまく話せない、学校生活になじめない、気持ちをうまく表現できないなど、成長する中で支援を必要とする子どももいます。
一人ひとりの特徴や困っていることを理解し、その子に合った方法で成長を支えていく分野です。
関連する学問
心理学/特別支援教育/リハビリテーション学/社会福祉学 など
関連する仕事
公認心理師/言語聴覚士/作業療法士/特別支援学校教諭/児童福祉に関わる仕事 など
⑤ 子どもが暮らす社会を支えたい
子どもを支えるためには、子ども本人だけでなく、家庭や地域を支えることも重要です。
家庭での生活が難しくなった子どもを支援したり、子育てに悩む保護者の相談に応じたり、子どもの権利を守ったりする仕事があります。
関連する学問
社会福祉学/法学/心理学/教育学 など
関連する仕事
社会福祉士/児童相談所の職員/児童福祉司/公務員/弁護士 など
子どもに関わる学問
教育学
人がどのように学び、成長するのかを考え、教育の方法や学校・社会の教育制度などについて学びます。
保育学・幼児教育学
乳幼児の発達や遊び、生活、保育・教育の方法などについて学びます。
心理学
人の心や行動について研究します。発達心理学では、子どもが成長する過程についても学びます。
医学・看護学
子どもの身体や病気について学び、健康や医療の面から成長を支えます。
社会福祉学
子どもや家庭が抱える生活上の問題を理解し、社会制度や支援の方法について学びます。
リハビリテーション学
運動、生活、ことば、コミュニケーションなどに困難のある子どもを支える方法について学びます。
「何歳くらいの子どもと関わりたいのか」「どんな方法で成長を支えたいのか」を考えてみると、興味のある分野が見つけやすくなります。
子どもに関わる仕事
保育士
乳幼児を中心に、生活や遊びを通して子どもの成長を支えます。
幼稚園教諭
幼稚園で、遊びやさまざまな活動を通して幼児の成長を支えます。
小学校教諭
教科を教えるだけでなく、学校生活全体を通して子どもの成長に関わります。
特別支援学校教諭
障害のある子ども一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育や支援を行います。
小児科医
子どもの病気やけがを診断・治療し、成長や健康を医学的に支えます。
公認心理師
心理に関する専門知識を生かし、子どもや家族の相談・支援などに関わります。
言語聴覚士
ことばやコミュニケーション、食べることなどに困難がある子どもの評価や支援に関わります。
社会福祉士
子どもや家庭が抱える生活上の問題について相談を受け、必要な支援につなげます。
「子どもが好き」のその先を考えてみよう
子どもと関わる仕事では、「子どもが好き」という気持ちは大切な出発点です。
そこから、もう一歩考えてみましょう。
一緒に遊びたいのか。
勉強を教えたいのか。
病気を治したいのか。
発達や心を支えたいのか。
子どもや家庭が暮らしやすい社会をつくりたいのか。
同じ「子どもが好き」でも、そこから進める道はたくさんあります。
いろいろな仕事を知りながら、自分ならどんな方法で子どもの成長に関わりたいかを探してみましょう。

